さて早速。
スピードラーニングは賛否が分かれる商材です。
当然ですが、否の方々はスピードラーニングを使ってらっしゃらないでしょう。
それでも自信を持って「あんなの効果がない!」と思う理由があるはず。
- 学生時代あんなに頑張ったのに話せないのに聞くだけで話せるようになるとは思えない
- 散々努力して話せるようになったのに、聞くだけで話すことが出来るようになったらたまらない
他にも理由はあるかと思いますが、こんな所ではないでしょうか?
まぁ私もスピードラーニングはやってないんですけどね(笑)
でも「話せるようになるでしょうね」と思うんです。
順を追って私の考えを書いて行きます。
友人の場合
私の友人に英語がペラペラしゃべれる方がいます。
「凄い頭いいんだろうな~」
「凄い努力したんだろうな~」
と思われるかもしれません、まぁ努力はしたでしょうけど…努力なのかな…?
この友人、スピードラーニング使ってません(;´∀`)
でも1年ほどで英語が喋れるようになり、今ではペラペラ、私には分かりませんが、ほぼネイティブのような発音になってるはず。
ちなみに、私よりも学生時代バカでした…つか中卒。
そんな友人が英語を喋れるようになった理由は
仕事のせいでアメリカに住む事になったから!
雑貨を輸入する会社をその友人と仲間で立ち上げたのですが、流れでアメリカから雑貨を輸入することに。
ですが、アメリカに専属バイヤーはいませんでした。
結果として、立ち上げたうちの一人である友人がアメリカにある取引のあった会社に入社という形でアメリカに住む事に、通訳なしで!完全にノリ!何とかなるだろうという考えです(笑)
アメリカで英会話の語学学校にも通ってませんし、中学レベルの英語でも怪しいレベルだった彼は、生活の中で英語が喋れるようになったと。特に勉強もしてない。
「最初はジェスチャーで何とかしてたけど、なんか…喋れるようになってきた」
とアメリカに住みだして1年で。
言葉が喋れるようになる過程は万国共通
日本人でもアメリカ人でも母国語を喋られるようになる過程は一緒です。
- 赤ん坊としてこの世に生まれる
- 両親やTVや周囲の言葉を聞きまくる
- 最初に簡単な言葉を覚えて話し出す
- 簡単な会話ができるようになる
- 覚えた簡単な会話に出てくる単語だけ書けるようになる
- 難しい会話に出てくる言葉を覚えて喋れるようになる
- 難しい会話に出てくる覚え喋れるようになった言葉を書けるようになる
言語ってある程度難しい言葉以外なら大抵どれだけ頭が悪くても母国の方なら喋られるようになるんです、脳に生まれつき障害を持っていても理解は出来るようになることがほとんど。
ここまで読んで何か気が付きませんか?
日本の英語教育についての疑問
今でこそリスニングの重要性を説かれてますが、それでも日本での英語教育って順番が逆だと思いませんか?
本来なら難しくなく誰でも喋られるようになるはずの言語。
それでも躓く方が多いのが英語。
日本の現行英語教育で喋られるようになった方は、ものすごく遠回りな教育を真面目に受け、ものすごく努力をし、さらに才能があった方のみ。
本来の言語習得順は
- 聞く
- 喋る
- 書く(単語を文字として覚える)
なんです。
でも今の日本の英語教育の多くが
- 書く(単語を文字として覚える)
- 喋る
- 稀に聞く
です、順番が真逆なんです。
これで喋れるようになるには、予習復習はもちろん、自分で勝手に会話形式に置き換えてトレーニングしたりと半端ない努力が要ります。
スピードラーニングの意味
ただただ聞くだけ、意識したら負け。
赤ちゃんが言葉を覚え喋れるようになる過程をそのままやってるだけ。
簡単な会話からスタートするのがスピードラーニングです、母親が赤ちゃんに言葉を覚えさせようと話しかけてる所をイメージしてください、あれです。
個人的な意見としてはスピードラーニングについて
- 日本語の解説もいらない
- 日常会話英語だけをただただ垂れ流した方がいい
と思ってます。
友人が喋れるようになった理由
英語の知識がほぼゼロの状態で、通訳なしでの生活が大きかったんだと思います。
まわりの人間は
「こいつ英語喋られないから簡単な英語だけ」
と思って話しかけてくれているでしょうし
赤ん坊のように身振り手振りで一生懸命伝えようとしていた事をくみ取って、言葉に直してくれていたはず。
24時間英語に囲まれた生活で、自然と言葉を聞き取れるようになり、簡単な言葉を喋られるようになった。
ここまでくれば、難易度を少しずつ上げていくだけですから、ビジネス英会話だってそれなりに簡単に話せます。
ちなみに、ぺらっぺらに喋られますが、書くのは未だに苦手だそうです。
それでも
- 喋っている言葉を書くのと
- 喋れない意味が分からない言葉を書く
のでは大違い。
我々日本人だって
日常生活で喋っている言葉を漢字で覚えるのは簡単ですが
日常生活でほぼ喋らない言葉を書けるようになるのは時間がかかります。
だって接する時間が段違いですから。
最後に
スピードラーニングが完璧だとは思いません。
ただ
スピードラーニングに全く効果がなくしゃべれる訳ない!
とは全く思わないのは私の頭の中に、この考え方があるからです。
聞くだけで喋れる訳ない!
ではなく
聞くだけだからこそ喋れるようになる!
んです。